52型スバル360のエンジン&ミッションオーバーホールはじまりました。バラしながら不調の原因を探していきます🐞
今日はクランクケースとクランクシャフト。
冷却ファンを外してみると中のフィンが1枚欠けていました。
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/フィン欠け-1024x768.jpg)
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/折れてた-1024x768.jpg)
シリンダーヘッドは、えぐれた跡が…。ベアリングが欠けて傷ついたのでしょうか。
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/クレーター-1024x768.jpg)
ピストンは、通常0.25刻みのピストンがついていますが、こちらは0.20という特殊なピストンがついていました。
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/ピストンの不思議-1024x768.jpg)
クランク・ミッションケースは上から見てみると、オイル漏れの箇所がよく見えます。
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/上から-1024x768.jpg)
さらによく見てみましょう。1番側は、オイルが沢山クランク室に漏れ出ています。クランク室の中はシリンダーヘッド同様、傷がついていますが、今回の不調の原因では無さそうです。
クラッチハウジングケースの取り付け用ボルトが折れていました。ボルトのヘッドが無かったのでつけ忘れかな?と思いながらハウジングケースを外してみると…ありました、ボルト×2‼️でも、ボルトのヘッドが無い…😱😱😱💧
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/ハウジング-768x1024.jpg)
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/折れたボルトは-768x1024.jpg)
そして今回、注目していただきたいのはコチラ!!
オイル通路がシール材で塞がっていました。シール材でオイル通路が塞がっているとオイルが回らなくなり、ベアリングが破損する事があるので気をつけたい所です。
![](https://step2001.com/wp-content/uploads/2023/05/シール材で通行止め-1024x768.jpg)
大は小を兼ねる…???
いいえ、大盛りは適量を兼ねません。
何事も、適量が大事なのです…🛠️