【 サブ録 – Vol.29 – 】

52型スバル360のエンジン&ミッションオーバーホールはじまりました。バラしながら不調の原因を探していきます🐞

今日はクランクケースとクランクシャフト。

冷却ファンを外してみると中のフィンが1枚欠けていました。

シリンダーヘッドは、えぐれた跡が…。ベアリングが欠けて傷ついたのでしょうか。

ピストンは、通常0.25刻みのピストンがついていますが、こちらは0.20という特殊なピストンがついていました。

クランク・ミッションケースは上から見てみると、オイル漏れの箇所がよく見えます。

さらによく見てみましょう。1番側は、オイルが沢山クランク室に漏れ出ています。クランク室の中はシリンダーヘッド同様、傷がついていますが、今回の不調の原因では無さそうです。

クラッチハウジングケースの取り付け用ボルトが折れていました。ボルトのヘッドが無かったのでつけ忘れかな?と思いながらハウジングケースを外してみると…ありました、ボルト×2‼️でも、ボルトのヘッドが無い…😱😱😱💧

そして今回、注目していただきたいのはコチラ!!

オイル通路がシール材で塞がっていました。シール材でオイル通路が塞がっているとオイルが回らなくなり、ベアリングが破損する事があるので気をつけたい所です。

大は小を兼ねる…???

いいえ、大盛りは適量を兼ねません。

何事も、適量が大事なのです…🛠️