【 2024.5.24~26 ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース – その2 – 】

その1の続きです…(^^)

・5/25(土)~26(日) 決勝日の10時25分からピットウォークが開催されました。

年に1度の24時間レースという事もあり、お祭りムードのピットウォークは大盛況。配布用ノベルティは瞬く間に配布終了し、ドライバー達はファンからのサイン対応や記念撮影に応えていました。

ピットウォークが終わると15時からのスタートに向けて、スタート進行が行われます。

スタートドライバーはBdr.の大島選手が担当。

スタート直後、すでにGr.1(車速が速いクラス)が真後ろに迫っていた…。

後ろも気にしながら、前の同じクラスのライバル勢も追いかけたいところですが、監督より「燃費を意識して走るように」という無線が入ります。

FCYが度々 導入されるものの、大きな混乱は無くナイトセッションへ突入。18時40分を過ぎた頃に面野選手から「100Rが滑りやすい」と無線が入ります。ホームストレート上では雨は確認できないものの、テレビカメラには小雨が降る様子が映し出されていました。

日付が変わり深夜1時を過ぎた頃に事件は起こりました。

Ddr.佐藤選手からBdr.大島選手へドライバーチェンジとルーティンのピット作業を行う為、佐藤選手がピットストップボード前にマシンを停めたところハブボルトが折れ、折れたハブボルトが周辺に数本飛んだのです。

チームは、ここで急遽メンテナンスタイム10分を使用する事を決断しました。左右のフロントハブを交換し、タイヤ交換、給油、オイルレベルチェック…とフルサービスでマシンをコースに送り出します。

10Lapほど走った大島選手から「ABSが効いていない感じがする。振動が強い」と無線が入った為、再びピットインしトラブルシューティングを行いコースへ送り出します。

ライバル勢もトラブルやアクシデントに見舞われているが最短時間でコースへ復帰しています。

いかに最短時間でコースに復帰させられるか…ドライバーだけではなく、メカニック達の争いも熱いのです。

D.R.C EZO 全員のドライバーが丁寧に15時のゴールに向けてマシンを運びました。

迎えた5月26日(日)15時 チェッカーフラッグが大きく振られ、ST-5クラス 6位ゴール🏁 チーム全員で繋いだ周回数は 603Lapでした。

思い返せば 富士に入って初日からエンジンが始動しない、予選中にはエンジントラブルが起こるなど、様々なトラブルが起こりました。トラブルが出る度に ひとつひとつトラブルに向き合い解決した事によって、決勝ではトラブルが起こる事なくゴールできたのではないかと思います。

24時間レースは シリーズ唯一の長丁場と言えるレースの為、北海道各地から助っ人メカニック助っ人スタッフがチームに加わっていました。ドライバー、メカニックが1度もペナルティを受ける事なくレースを終えれた事は、とても素晴らしい事だと思います。 

チームとしては開幕戦に続きシリーズポイントを獲得できました。

7月のオートポリス戦はST-5クラスがお休みクラスの為、次戦は9月7日のモビリティリゾートもてぎにて開催されます。

引き続き オール北海道チーム頑張って参ります!!💪